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若葉の想い 〜宗教って何?(その2)〜

皆さんこんにちは、若葉です。
今回、「宗教って何?(その2)」と銘打ちましたが、最近話題になっているテロ関係の事で、私が「???」と首をかしげるニュースが幾つかありましたので、ちょっと趣向を変えて私の想っている事を書かせてもらいます。

私が学習した教科書では、世界3大宗教とは「キリスト教」、「イスラーム教」、「仏教」と書かれていました。

「キリスト教」、「イスラーム教」、実はこれらの宗教は、紀元前からアフリカに存在した「ユダヤ教」の思想が根本にあります。
「ユダヤ教」という1つの大きな幹が、「ユダヤ教」、「キリスト教」、「イスラーム教」に分かれた。そんな感じでしょうか?
それぞれ神の名こそ違え、絶対神は1人しかいない。という思想なのです。

しかし、世界3大宗教には「ユダヤ教」は入ってません。
現在、世界の宗教分布を信者数から見れば、「ユダヤ教」は信者数が少ないかもしれません。
それでもある意味、世界3大宗教の内、2つの根幹となっている宗教です。
何故、「ユダヤ教」が冷遇(?)されているか。
それを、若葉が適当に独学した知識から説明したいと思います。

古代、ユダヤ教徒と呼ばれた人達は、アフリカで奴隷のような生活を送っていたそうです。
ユダヤ教徒には、「聖地」と呼ばれる場所がありました。
「聖地」は、現在のイスラエルに存在しました。
現在も、「嘆きの壁」という遺跡の一部が聖地となっているようです。
ある時(BC6世紀だったかな?)アフリカで生活していたユダヤ教徒は、聖地を目指して集団で旅をしました。
それを、ユダヤ教徒達を支配していた人たちは許せなかったのでしょう、女子供1人残らずユダヤ教徒を殺すために、軍隊を派遣しました。
ユダヤ教徒達が海岸まで逃げたとき、ユダヤ教徒は逃げ場を失いました。
その時、預言者「モーゼ」が神に祈ると、海面が割れて道ができ、その道を辿って聖地に辿りつきました。

ここまで見て「あれ?」と思った人いませんか?
「預言者モーゼが神に祈り、海面を割り、人々を平安の地に導いた」
これって、有名な「十戒」の話なんですよね。
この話は、「旧約聖書」に「キリストの父」が行った事。として、キリスト教では、有名なお話の1つです。
事実、私もボーイスカウト在籍時、クリスマスに十戒の劇をやって、モーゼ役やってますから。

でも、キリストが殺害されたのは、DC30年の話ですし、ローマ帝国がキリスト教を信仰し、キリスト教が普及していったのは、DC4世紀の話です。
それより遥か昔に起きた、十戒という奇跡を、何故キリスト教のお話にしてるのでしょうね?
若葉は、この辺りがユダヤ教徒迫害の始まりを物語っていると思います。

聖地に到着したユダヤ教徒には、安住の生活は待っていませんでした。古代ローマ帝国が侵略して征服したからです。
ローマ帝国は、ユダヤ教徒を徹底的に迫害しました。何故なら、ローマ帝国はキリスト教を信じ、キリストを異教徒として殺害したユダヤ教徒を許せなかったのだと思います。
そこでは、ユダヤ教徒憎悪に基づくさまざまな嘘や噂が故意に流され、ユダヤ教徒にに対する差別・迫害が心理的に正当化されました。

ユダヤ教徒は、それ以降、ヨーロッパ全土に分散し、「国家」という物を持てませんでした。
ヨーロッパは、キリスト教の教えが広がっていましたから、異教徒であり、キリストを殺害したユダヤ教徒を許せなかったのでしょうね。
十字軍が活躍(?)した頃、ユダヤ教徒はイスラーム教徒(これもキリスト教から見れば異教徒です)のスパイとして迫害されたのです。

余談ですが、中世ヨーロッパに「悪の使者」として、グロテスクな絵で描かれた人たち。それがユダヤ教徒でした。
これは、高校生位の世界史になら、写真くらいは載っているのではないでしょうか?

ユダヤ教徒は徹底的に迫害されますが、中世以降のユダヤ教徒の一部の人間は、巨万の富を所持していました。
当時のキリスト教は、高利貸しという存在を認めていません。神に反する教えだからです。
だから、ユダヤ教徒が高利貸しになって、人々にお金を貸し借りしている間に、富を得たのだと、どこかの文献で見ました。

異教徒の人間とは言え、巨万の富を持っていれば、それなりに政治経済に発言力を増していきます。
それを見た、キリスト教徒はどの様な思いだったのでしょうね。
そして、アメリカに入植が進むとき、多くのユダヤ教徒は、アメリカに渡ったそうです。
アメリカは自由な国。迫害を恐れたユダヤ教徒は、新天地で頑張り、名声も得ています。
名前は出しませんが、現在のアメリカ大企業のいくつかは、ユダヤ教徒の子孫によって創設されてます。
今でも、例を出すと、鮫やら恐竜やらの映画で名声を得ている監督も、ユダヤ教徒系の血を引いているそうです。

ヨーロッパに散り散りになってしまったユダヤ教徒ですが、「いつか聖地に帰りたい」。
その願いがユダヤ教徒には強くありました。

DC19世紀、ヨーロッパにシオニズムという運動が現れました。
聖地であり、故郷である、パレスチナに植民地建設を夢みる、ユダヤ教徒の運動です。

ヨーロッパ諸国やアメリカ(特にアメリカらしい)は、これを強く後押ししました。
ユダヤ教徒を中東のパレスチナに集中させれば、ヨーロッパからはユダヤ教徒はいなくなる。
また、中東(ここはイスラーム教徒の多い地方)への、ヨーロッパ支配力も増す。
こんな考えがあったらしいのと、アメリカには多くのユダヤ教徒がいて、政治的発言力の強いユダヤ教徒の後押しで、アメリカが強く協力したらしいです。

こうして、1945年。ユダヤ教徒は「イスラエル」を建国しました。
当然、それまでパラスチナに居たアラブ系民族(イスラーム教徒)は、追い出されてしましました。

中東アラブ諸国は、これが面白くありません。
また、イスラエルを建国したとは言え、聖地である嘆きの壁は、建国当時、アラブ諸国民族の支配下にありました。
これで、中東戦争が勃発するわけです。
結果として、アメリカの強い支援を受けたイスラエルが勝ち、領土を拡大し、聖地を取り戻したわけです。
アメリカの軍事力は凄いですよね。
そんな軍隊に応援してもらっている、イスラエルに、真っ向勝負挑むのは被害を増だけです。
こうやってアラブ系民族に、アラブの支配地を奪え変えす手段として、アラブ系民族に「テロリスト」達が誕生するわけです。

後期中東戦争から現在に至るまで、イスラエル対アラブ系諸国という図式は続きましたが、これを
「アメリカ&イスラエル連合軍 対 アラブ諸国&テロリスト」
と置き換えても良いかもしれませんね。
ここまで読んで、最近のニュースを騒がしている事件を見て、また「あれ?」と思いませんか?

またまた余談ですが、イスラエルには、キリスト教、イスラーム教、アラブ教の3つの宗教の聖地が存在します。
キリスト教は、キリストが十字架にかけられ、復活した場所として。
イスラーム教は、預言者ムハンマドが一夜にして訪れ天に昇った場所として。
アラブ教は、紀元前からの教えの聖地として。

イスラエルの首相は、アラブ系民族(というかPLO)に、イスラエル内に暫定自治区として、土地の一部を明渡し、パレスチナ暫定自治区として、存在することになりました。
それでも、両者は紛争を繰り返しています。

でも、待って下さい。
1993年に、イスラエルのラビン首相、PLOのアラファト議長が、アメリカで停戦合意を行った際。
「1000年以上続く、イスラエル(ユダヤ教徒)とアラブ諸国(イスラーム教徒)の間に、平和の掛け橋が渡った」
確かそう報じたと思います。それで、両者にノーベル平和賞が授与されてましたから。

一体何時、ユダヤ教徒とイスラーム教徒が、1000年以上も戦いました?
私がここまで書いた内容に、そんなこと書いてありましたか?

私の知識不足や嘘を書いた可能性が高いため、これまで書いた事を「これが正しいのだ!」なんて言いません。
でもおかしくありませんか?

どこかの文献で読んだのですが、イスラエルのテルアビブ大学付属ディアスポラ博物館(だったかな?)
は、ユダヤ教徒の苦難の歴史を伝える博物館なのだそうですが、そこでは
「ローマ帝国やキリスト教徒に比べれば、イスラーム教徒ははるかに寛容な支配者であった」
とのの解説を読むことができます。
ユダヤ教徒を、「ユダヤ人」と呼称して、差別・迫害してきたのは誰よりもヨーロッパのキリスト教徒だったのです。

#中世ヨーロッパでは、「ユダヤ人とそれ以外の人」という思想で、本人がユダヤ教徒でなくても、先祖がユダヤ教徒であれば、ユダヤ教徒と同じ「ユダヤ人」として迫害したそうです。

これに対して、ユダヤ教徒とイスラーム教徒は、それなりの友好関係を維持してきたそうです。
ムスリム(イスラーム教徒)は、ユダヤ教徒であろうと、税金さえ納めていれば、信仰の自由を認める政策を採ったからです。
イスラーム教徒は、エルサレムを3つの宗教(キリスト、イスラーム、ユダヤ)共通の聖地と認め、居住と巡礼の便宜を図ったのでした。

長くなりましたが、大雑把で申し訳ありませんが、ここまでが若葉の知っているユダヤ教の歴史です。

一体、何時、何処で、1000年以上もユダヤ教徒とイスラーム教徒が戦ったのでしょうね?
そして、アラブ系のテロリストと呼ばれる集団は、何が原因で誕生したのでしょうね?
不思議で不思議で仕方がありません。

識者の皆さん、ご意見お待ちしております。

<おまけ>
今メディアを騒がしている、某国と某テロリスト集団との戦いですが、在日イスラーム教徒(パキスタン人)の方が
「某国が攻撃されたら”テロ行為”で、テロリスト集団を攻撃したら”正義”なのか」
と言っておられました。
ちなみに、某国の最初の軍事作戦名は、日本の報道で知る限るは「限りなき正義」なんだそうな。
途中で「不朽の自由」に変わりましたが、某国大統領は「我々は十字軍だ」とも言ってました。

本当に、マス・メディアって面白いですよね。
情報操作が上手い。と褒めれば良いのでしょうか?

<おまけ2>
若葉は、人の血を見るのは好きではありません。人が死ぬのも嫌です。傷けたり、傷つけられるのも嫌です。
ここまで書いておいてなんですが、某国のテロ攻撃や、某国の攻撃を受けている国の民間の方で命を落とされた方に、深く哀悼の意を表したいです。

(2001/10/26)

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